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ユニリタ—3Q増収・2ケタ増益、業績予想の上方修正と期末配当の増配を発表

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ユニリタ<3800>は6日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.0%増の74.87億円、営業利益が同26.0%増の8.18億円、経常利益が同24.0%増の9.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同45.6%増の6.93億円となった。

クラウド事業の売上高は前年同期比23.8%増の6.53億円、営業損失は0.36億円となった。企業のDX化や働き方改革への取り組みを追い風に各サービスの利用者数が増加した。当累計期間では増収効果により損益を大幅に改善することができた。

プロダクト事業の売上高は前年同期比9.6%増の22.39億円、営業利益は同34.4%増の2.21億円となった。デジタルセールス活用による販売の効率化、パートナー販売の強化などが奏功した。

メインフレーム事業の売上高は前年同期比4.8%増の16.60億円、営業利益は同0.2%増の8.45億円となった。キャッシュレス政策などの追い風や継続製品サポートへの顧客ニーズにより、需要面では安定傾向となっている。同社は、市場の優位性を活かし残存者ポジションを確立するため、マーケットの活性化を図る方針である。

2020年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比6.1%増の100.00億円、営業利益が同8.8%増の10.00億円、経常利益が同6.9%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.9%増(前回予想比17.3%増)の8.80億円としている。また、2020年3月期の期末配当金は1株当たり30.00円を予定していたが、親会社株主に帰属する当期純利益が期初の予想値を上回る見通しとなり、2.00円の特別配当を加え、期末配当金を32.00円とすることも発表した。これにより、年間配当金は、1株当たり60.00円から62.00円となる予定。


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