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レカム—1Qは2ケタ増収、エネルギーソリューション事業と海外法人事業の増収幅大

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レカム<3323>は14日、2020年9月期第1四半期(19年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比37.4%増の24.05億円、営業損失が1.82億円(前年同期は0.09億円の損失)、経常損失が1.78億円(同0.15億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.01億円(同0.15億円の損失)となった。

ITソリューション事業(旧、情報通信事業)の売上高は前年同期比3.2%減の10.42億円、セグメント損失は0.43億円(前年同期は0.06億円の損失)となった。直営店チャネルは、顧客データベースを活用した効率的な営業活動と新規の顧客開拓等で増収となった。FC加盟店チャネルは、加盟店へ販売手法の共有を推し進める等したものも減収となった。代理店チャネルは、採算性を重視した代理店の再編成等で増収となった。グループ会社は、グループ再編を実施し直営店チャネルへ統合、グループ会社数の減少で減収となった。

エネルギーソリューション事業(旧、環境関連事業)の売上高は前年同期比77.1%増の6.05億円、セグメント損失は、0.98億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。各代理店の販売増加とグループ企業への販売促進を実施、また、M&Aによる太陽光発電システムや蓄電池の売上が計上された。

BPO事業の売上高は前年同期比26.0%増の1.32億円、セグメント利益は、0.05億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。新規顧客開拓と新商材の販売体制を構築、BPOセンターでは、業務効率と品質向上に取り組んだ。

海外法人事業の売上高は前年同期比175.4%増の6.23億円、セグメント損失は、1.06億円(前年同期は0.01億円の利益)となった。ASEAN等9か国まで事業を拡大し、新規商材の販売立ち上げを実行、さらにローカル企業へ営業するための体制づくりを進めた。利益面ではグローバル管理本部を新設、必要な人員の採用等で損失となった。

2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比52.2%増の150.00億円、営業利益が同95.6%増の10.00億円、経常利益が同55.7%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.5%増の4.50億円とする2019年12月5日発表の予想を据え置いている。


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