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前田道—大幅反落、大規模配当実施によるTOB撤回懸念も強まる

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前田道<1883>は大幅反落。総額530億円の大規模な特別配当を実施する案を取締役会に提案したと報じられている。従来計画の配当総額は約85億円で、その6倍程度の規模になる。前田建設<1824>からの敵対的TOBに対する対抗策としての位置づけであるもよう。資金の流出による純資産の減少で、TOBが撤回される可能性があるようだ。株価はTOB価格の3950円にサヤ寄せする動きとなっていたが、TOB撤回による反動安を想定する動きが先行。
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