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アサヒ衛陶 Research Memo(2):社歴70年の衛生陶器、水栓金具の中堅企業

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■会社概要

1. 会社概要
1950年に大阪市で設立されたアサヒ衛陶<5341>は、衛生陶器、水栓金具の中堅企業である。衛生陶器をコアビジネスとし、サニタリー分野での住宅設備機器を提供している。製品ラインナップは、衛生機器(衛生陶器、付属器具、水洗便器セット、その他関連機器)と洗面機器(洗面化粧台、化粧鏡、天板、その他関連機器)になる。「お客様にご満足いただける商品とサービスを、満足いただける価格で提供する」ことを最優先に、「快適で豊かな暮らし」が実感できる住環境を実現することを経営理念とする。また、地球・環境にやさしいエコ、省エネ、節水商品、人にやさしい福祉、高齢者配慮商品の開発に注力しており、ユーザーニーズの変化に対応すべく、機動性を持った海外調達の強化を積極的に進めている。さらに、主力商品の多機能洗髪洗面化粧台及び節水型トイレ等の更なる拡充を図るとともに、ユニバーサルデザイン化粧台・住宅リフォーム対応の商品開発をしている。

2. 沿革
江戸時代享保年間に創業した屋根瓦製造販売業の流れを汲む。昭和に入ると便器の製造に着手し、1935年に工場を建設して衛生陶器の製造を開始した。会社の設立は、70年前の1950年になる。その後、1964年に社名を丹司製陶株式会社から現在のアサヒ衛陶株式会社に変更した。それに伴い、製品ラインナップを衛生陶器から給水栓や排水金具、洗面化粧台に拡大した。なお、住宅設備機器事業の単一セグメントであるため、セグメント別情報の公開はない。

2011年には、ベトナムに販売子会社「ビナアサヒ(VINA ASAHI Co.,Ltd.)」を設立している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)


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