ナスダック 時間の逆行状態
先週のレポートでは、ACラインに注目した。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのACラインに沿って推移していくことが求められた。しかし、実際にはACラインから下放れ、BCラインをはじめBDライン、BEラインを割り込んだ。そして、BFラインまでも割り込み「時間の逆行」状態となっている。
次の注目日は3月4日前後である。
今週のポイントは、時間の逆行状態は解消されるのか、つまり下げ止まることが出来るのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BFラインに注目したい。上述したように、BFラインを割り込んでいる状態は「時間の逆行」状態である。これはペンタゴンチャート上あってはならないこととなっている。すなわち、BFラインの内側に戻ってくることが期待される。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、9200ポイントを終値で越えることである。
<現在のシナリオ>
軟調な展開が続いている。B点が位置する時間帯に高値を示現した後は大きく下落。BEラインを割り込んだだけでなく、BFラインを割り込んだことから、時間の逆行状態となっている。すなわち、そこまで下落エネルギーが強いと考えることができる。この場合、さらに安値を更新することが考えられる。
<第2シナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きに移行する可能性はある。BFラインを下回っている時間の逆行状態は解消される、すなわちBFラインの内側に戻っていく動きになることが期待される。しかも、週明けにC点が位置する時間帯が変化日となることが考えられるからだ。この場合、BDラインを意識した動きになることが求められる。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年3月1日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛した個別銘柄の展望もすぐ読めます。
『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年3月1日号)より一部抜粋
※タイトル・見出し・太字はMONEY VOICE編集部による
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