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肺炎にならずに重症化?新型コロナウイルス「進化」の兆候と民族的に危険な日本人=高島康司

中国では新型コロナウイルスの感染者増加率に鈍化が見えたとの情報もある。しかしまったく楽観はできない。ウイルスが進化しており、日本人と中国人がもっとも危険との研究結果が出てきた。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司)

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※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2020年2月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

東京オリンピック中止がもたらす経済失速と政権崩壊

新型コロナウイルスのニュースを聞かない日はなくなった。日本における本格的な蔓延はこれから始まるとして、政府も地方自治体も感染を抑制すべく臨戦体制をとっている。全国すべての小中学校や高校などに臨時休校を要請したほか、イベントの中止や延期などが相次いでいる。

また、国際オリンピック委員会(ICO)のディック・パウンド委員は、AP通信のインタビューで、東京オリンピックを開催するかどうかの判断の期限は、5月24日頃になるとの見方を示した。順延や開催地変更は難しいとも指摘した。パウンド氏は3カ月たっても新型コロナウイルスの蔓延が収束していない場合、「おそらく中止を検討するだろう」と述べた。

今回の新型コロナウイルスの感染の拡大の責任の一端は、政府の初期対応のマズさにあるといわれている。

中国で感染者が拡大していても、湖北省や浙江省など一部の地域からの中国人の入国を禁止しただけで、中国には全面的な入国禁止処置は適用しなかった。

また乗客が感染し、横浜港に停泊している客船、「ダイアモンド・プリンセス」では、感染者の管理がずさんだったため、いたずらに感染の拡大を招いてしまった。

さらに、船内では14日間の待機期間を終え、陰性と判定された乗客から感染者が出ている。こうした人々は、「ダイアモンド・プリンセス」を下船した後、電車などの公共交通機関を使って帰宅しているため、ウイルスを拡散してしまった可能性がある。

このように、政府の対応のマズさが目立った状況でオリンピックが中止ということにでもなれば、安倍首相は責任を問われ、辞任に追い込まれるのではないかという指摘もある。

オリンピックの中止は日本経済をさらに失速させるだけではなく、政権崩壊の引き金となる可能性すらある。

希望の持てる情報?感染者増加率の鈍化と特効薬

一方、こうした状況でも希望の持てる情報もある。そのひとつは、感染者増加率の鈍化である。以下が2月26日現在の状況だ。

感染者数:8万995人
死亡者:2,762人
回復者:3万人
致死率:3.41%
回復率:37.04%

このようになっている。ここで注目すべきは、感染が世界の新たな地域に拡大している一方、中国における感染者数の増加率は鈍化していることだ。また、中国の回復率は急速に上昇しており、少なくとも蔓延の中心地の中国では、新型コロナウイルスの拡散の勢いが衰える兆しも見えてきた。

このようななか、やはり注目されているのが特効薬と感染の検査に要する期間の短縮だ。

新型コロナウイルスの特効薬として調査されているものには次の3つがある。

・インフルエンザの治療薬「アビガン」
・エボラ出血熱の抗ウイルス薬「レムデシビル」
・HIV感染症の治療薬「カレトラ」

これらの薬は暫時感染者に投与され、効果を見るための調査が行われている。そこではっきりしてきたのは、感染初期のまだウイルス増殖の勢いがないときに投与した場合、完治する可能性が高いということだ。

他方、新型コロナウイルスの感染検査だが、これは「PCR検査」と呼ばれる方法で行われている。検査結果が出るまでに6時間ほどかかる。もし検査しなければならない感染者数が多ければ、検査には膨大な時間を要してしまう。このため、効果が期待できる感染の初期段階で投薬することは難しくなるので、十分な効果が得られなくなる。

もし新しいテクノロジーによって、「PCR検査」の時間が大幅に短縮できれば、新型コロナウイルスは、感染の初期段階で投薬にとって押さえ込むことができるようになるだろう。このような短時間しか要しない検査法が、いま急ピッチで開発されている。いつになるかは分からないが、比較的に早く出て来るかもしれない。そうすれば、感染者の早期発見と投薬により感染の拡大は抑止できる可能性が大きい。

Next: ついに南米に拡大。さらにウイルスは進化している?

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