fbpx

新型肺炎で世界市場は大混乱。急所「信用市場の悪化」でさらなる波乱が訪れる=馬渕治好

今週(2020/3/9〜3/13)の米ドル円相場予想: 101.50〜105.00円

(先週の予想:107.00〜110.50円、実績値:104.99〜108.58円)

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

今週も、世界的に株式市場、債券市場、国際商品市場が波乱に見舞われそうななか、復活した「リスク回避のための円高」商状が、外国為替市場では一段と進むと懸念される。

特にこれまで、米国経済の安定性と米株価の堅調推移から選好されてきた米ドルが、その反動もあって対円で下落基調を強めかねない。

ただ、円高と世界的な信用市場の混乱が重なる状況(国内企業も足元の混乱で資金繰りが悪化しかねない)は、まさに中央銀行である日銀の出番であり(日銀は株価下落に対処する組織ではない)、打つ手が限られながらも、3/18(水)〜3/19(木)の金融政策決定会合では、「何らかの手」を打ち出さざるを得ないだろう(だから株価や円相場が一気に反転する、というわけではなかろうが)。

続きはご購読ください。初月無料です

【関連】新型肺炎で年金財源が枯渇する?「決定的な分岐点」を迎えた日本の株式市場=近藤駿介

【関連】副業しないと貧困へ。日本型雇用の終焉でむしろ急成長する4分野12企業とは=矢野恵太

image by:Tomoharu photography / Shutterstock.com

※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週次メモ「時の花」』2020年3月9日号の一部抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した項目もすぐ読めます。

【関連】新型肺炎でついに世界同時不況へ。米中韓を襲う早期回復不能のマイナス成長地獄=勝又壽良

【関連】新型コロナ対策、なぜ子どもだけ?まさか年金・医療費削減のために高齢者を見殺しか=今市太郎

1 2

馬渕治好の週次メモ「時の花」』(2020年3月9日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

馬渕治好の週次メモ「時の花」

[月額1,650円(税込) 毎週月曜日]
毎週の、日経平均株価と米ドル円相場の見通しを、数値を挙げて解説します。前週の見通しと実際の相場を比較し、予想が当たったか外れたかが、わかるようにしています。注目される図表を取り上げる、「今週の一枚」のコーナーもあります。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー