今週(2020/3/9〜3/13)の米ドル円相場予想: 101.50〜105.00円
(先週の予想:107.00〜110.50円、実績値:104.99〜108.58円)
今週も、世界的に株式市場、債券市場、国際商品市場が波乱に見舞われそうななか、復活した「リスク回避のための円高」商状が、外国為替市場では一段と進むと懸念される。
特にこれまで、米国経済の安定性と米株価の堅調推移から選好されてきた米ドルが、その反動もあって対円で下落基調を強めかねない。
ただ、円高と世界的な信用市場の混乱が重なる状況(国内企業も足元の混乱で資金繰りが悪化しかねない)は、まさに中央銀行である日銀の出番であり(日銀は株価下落に対処する組織ではない)、打つ手が限られながらも、3/18(水)〜3/19(木)の金融政策決定会合では、「何らかの手」を打ち出さざるを得ないだろう(だから株価や円相場が一気に反転する、というわけではなかろうが)。
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※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週次メモ「時の花」』2020年3月9日号の一部抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した項目もすぐ読めます。
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『馬渕治好の週次メモ「時の花」』(2020年3月9日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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