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BUIDL、「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」で自己主権型IDの実証実験を完了【フィスコ・ビットコインニュース】

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米セキュリタイズの完全子会社でブロックチェーンに特化したコンサルティング、実証実験、ツール開発などを手がけるBUIDLは16日、トヨタファイナンシャルサービスとVehicle ID/Personal ID基盤の構築およびID間連携に関する実証実験を完了したと発表した。

同実証実験は2019年4月に設立されたトヨタ<7203>グループ横断のバーチャル組織「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」における取り組みのひとつ。

Personal IDは、消費者自身で情報を管理できる自己主権型IDをコンセプトに開発したという。将来的にはトヨタのみならず、あらゆる場所で利用できる共通IDになるもよう。また、Vehicle IDでは、車両情報の登録、整備情報の記録、情報閲覧権限の管理、所有権の移転などが可能な基盤を構築したとしている。

同社は今回の実証実験により、『検証観点に基づいたシナリオを用いて実証実験を行い、Vehicle ID/Personal ID基盤の連携による権限管理などにおいて、ブロックチェーン技術の有用性を確認できた』と報告している。

BUIDLは2019年12月、セキュリティトークンのプラットフォームを提供する米Securitize(セキュリタイズ)の子会社となった。今後は、デジタル証券市場の拡大に寄与し、日本企業のデジタル証券発行を総合的にサポートしていくとの意向を示している。




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