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NY為替:各国の財政・金融策拡大を好感、リスクオン

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19日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円53銭から110円95銭まで上昇して110円65銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数の急増や3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外のマイナスに落ち込んだため一時ドル売りが優勢となった後、英中央銀行が緊急利下げと資産購入拡大を発表したことや原油価格の反発で投資家心理が改善し、リスク回避の動きが大きく後退した。

ユーロ・ドルは、1.0839ドルから1.0655ドルまで下落して1.0693ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の緩和策を織り込むユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は119円03銭まで上昇後、117円41銭まで下落した。ポンド・ドルは1.1794ドルまで上昇後、1.1478ドルまで下落した。英国中銀の緊急利下げや資産購入拡大を好感した英国株式相場の上昇に連れいったんポンド買いが強まったのち、金利低下にともなうポンド売りに上値が抑制された。ドル・スイスは0.9725フランまで下落後、0.9878フランまで上昇した。

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