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日経VI概況:終了間際に上昇、ロックダウン懸念した先物売りが加速

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4月1日、前日比+0.34pt(上昇率0.68%)の50.28ptと上昇した。なお、高値は50.65pt、安値は45.65pt。寄り付き直前に発表された、3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の業況判断指数(DI)が7年ぶりのマイナス水準となる「−8」を記録した。こうした背景がありながらも、225先物は意外にも底堅く推移し、下値の堅さが安心感に繋がったのか、日経VIは低下して推移した。ただ、取引終了にかけてロックダウン(都市封鎖)の懸念の高まりを意識した短期志向の海外投資家が225先物への売りを強めると、急速に下げに転じ、これに伴って日経VIも大きく上昇、結局小幅に上昇して終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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