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4月9日のNY為替概況

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9日のニューヨーク外為市場でドル・円は108円92銭から108円21銭まで下落して引けた。

米国の先週分新規失業保険申請件数が過去最大となった前週に続き600万件台となったことや米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が2011年12月以降ほぼ8年ぶりの低水準となったこと受けて、米国経済の先行き見通しが悪化しドル売りに拍車がかかった。

  

ユーロ・ドルは、1.0858ドルから1.0952ドルまで上昇して引けた。欧州連合(EU)財務相が5900億ドル規模のウイルス対応策で合意したことが好感されユーロ買いに繋がった。

  

ユーロ・円は118円26銭から、119円00銭まで上昇。

  
ポンド・ドルは1.2401ドルから1.2484ドルまで上昇した。新型ウイルス感染の英国のジョンソン首相が回復に向かっているとの報道を受けて政局不安を受けたポンド売りが後退。

  

ドル・スイスは0.9720フランから0.9648フランまで下落した。

  

[経済指標]

・米・先週分新規失業保険申請件数:660.6万件(予想:550.0万件、前回:686.7万件←664.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:745.5万人(前回:305.9万人←302.9万人)
・米・3月生産者物価指数:前月比−0.2%(予想:-0.4%、2月:-0.6%)
・米・3月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:0.0%、2月:-0.3%)
・米・3月生産者物価指数:前年比+0.7%(予想:+0.5%、2月:+1.3%)
・米・3月生産者物価コア指数:前年比+1.4%(予想:+1.2%、2月:+1.4%)
・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:71(予想:75.0、3月:89.1)
・米・4月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.1%(3月:2.2%)
・米・4月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.5%(3月:2.3%)
・米・2月卸売在庫改定値:前月比‐0.7%(予想:-0.5%、速報値:-0.5%)
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