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テクノスジャパン—21年3月期は大幅増益の見込み ERP・CRM関連ビジネス、DX推進ビジネスが堅調に推移

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テクノスジャパン<3666>は5月15日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比10.1%増の76.77億円、営業利益は同63.9%減の2.82億円、経常利益は同63.7%減の3.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同90.8%減の1.30億円となった。

ERP・CRM関連ビジネスに加え、ビッグデータ・IoT・ブロックチェーン等の活用を含めたデジタルトランスフォーメーション(DX)推進ビジネスビジネスが堅調に推移したことにより、2ケタ増収となった。

一方で、第2四半期累計期間における5.84億円のプロジェクト損失(営業損失)が大きく影響し、営業利益、経常利益が大幅減、さらに、第4四半期累計期間における有価証券評価減に伴う特別損失約5000万円も加算され、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅減となっている。

2021年3月期通期については、売上高が前期比2.9%増の79.00億円、営業利益が同183.2%増の8.00億円、経常利益が同166.4%増の8.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同324.9%増の5.54億円を見込んでいる。

新型コロナウイルス感染症の影響で企業の設備投資への冷え込みが予測される懸念がありつつも、前年度のプロジェクト損失(営業損失)が解消され、増益基調に戻る見込みとしている。


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