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日本経済、コロナで原爆も空襲もなく焼け野原へ。GDPマイナス25%の世界が来る=今市太郎

レイ・ダリオほか著名投資家は慎重になっている

年初まで人手不足がよく語られていましたが、足元ではもうまともなバイトすらなく、求人情報が掲載されても学生から失業者まで殺到することから、経済再開といっても収入を確保する手段が著しく限られている状況が顕在化しはじめているようです。

この3月、リスクパリティ戦略をとりながらも久々に巨額の損失を出してしまった世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターアソシエイツのCEOレイ・ダリオは、LinkdInのインタビューで、足元の状況が1933年当時の大恐慌の真っただ中の状況と酷似しており、すでに不況を超えてカネと信用を作り出すメカニズムが完全に崩壊したと語っています。

当然、株価が元に戻り、それを超えて行くには相応に時間がかかり、簡単ではないとの指摘もしています。

「歴史は常に繰り返す」とする見方をしているレイ・ダリオの視点は、国内外で中央銀行がなんとかしてくれるから相場は大きく戻し、この下落が最大のチャンスであるという見方をする投資家とはかなり異なるもの。

相場に精通して大きな利益を得ることができたエキスパートほど、今の相場の上げには追随していないことがわかります。

悲観と楽観で真っ二つに割れた金融市場

どうも足元の市場は、次の2つの層の人たちに分かれているように見えます。

それは、大恐慌を実感してこれからさらに厳しい状況が展開し、大きなパラダイムシフトが待っていることを予想・実感しはじめている層。そして、実態経済はどうであれ相場は大きく戻すという楽観主義から、どれだけ危うくてもそれに賭けるしかない層です。

ここからの相場展開を想定するにあたって、このどちらの意識を強く持っていくのかは、投資の結果にもかなり大きな影響を及ぼすことになるでしょう。

過度に悲観論を振りかざす必要はありませんが、さりとてなんの根拠もない楽観論だけで相場を買い向かうのも相当リスキーな時間帯が到来していることを感じさせられます。

Next: AIやアルゴリズムが相場を先導するようになってから、ヒトの裁量取引なら――

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