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NY株式:米国株はまちまち、米中貿易協定続行で安心感

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米国株式相場はまちまち。ダウ平均は17.53ドル安の25383.11ドル、ナスダックは120.88ポイント高の9489.87ポイントで取引を終了した。景気底入れ期待やハイテク株の上昇が下支えとなったが米中関係の悪化懸念が上値を抑えた。トランプ大統領の対中方針に関する会見時間が発表されると、警戒感に一時下げ幅を拡大。大統領の会見では、警戒されていた中国高官を対象とした制裁や旅券発行制限に関する言及がなく、また、米中第1段階貿易協定は続行する見通しとなり、安心感から引けにかけては下げ幅を縮小した。セクター別では、半導体・同製造装置、医薬品・バイオテクが大きく上昇。一方、銀行や自動車自動車部品が下げた。

ヨガ関連アパレルのルルレモン(LULU)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇。キッチン用品小売のウィリアムズ・ソノマ(WSM)は外出規制でオンラインの売り上げが急増し第1四半期の好決算を受けて急伸。医薬品企業のアストラゼネカは同社開発の肺癌治療薬の良好な治験結果が好感され上昇した。一方、食肉加工業者のタイソンフーズ(TSN)は従業員のウイルス感染者急増でアイオワ工場を一時閉鎖したと発表し、下落。

米国のトランプ大統領は会見で、世界保健機関(WHO)との関係打ち切りを発表したほか、米国取引所で上場している中国企業を調査することを発表した。

(Horiko Capital Management LLC)


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