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ピクセラ—2Qは売上高が18.01億円、今後は新ブランド投入及び需要に対応した家電を供給予定

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ピクセラ<6731>は15日、2020年9月期第2四半期(19年10月-20年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比48.0%減の18.01億円、営業損失が6.45億円(前年同期は4.92億円の損失)、経常損失が6.50億円(同5.15億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が7.33億円(同5.23億円の損失)となった。

AV関連事業の売上高は前年同期比58.9%減の9.42億円、セグメント損失(営業損失)は2.41億円(前年同期は0.86億円の損失)となった。 ホームAV関連製品は、Android TVを搭載した4K衛星放送対応スマートテレビを業務用ブランド「BIZmode」として展開を開始したことにより、スマートテレビの売上高は増加したが、2019年9月期第1四半期連結累計期間に販売を開始した4K衛星放送対応セットトップボックスは、発売当初想定していた4Kテレビへの装着率が持続せず低迷したため4K衛星放送対応セットトップボックスの売上高は大きく減少した。
IoT関連製品は、USB接続LTEドングルが、文教市場におけるGigaSchool構想の展開に伴い、その需要にマッチしたIoT機器の販売が大きく拡大した。
パソコン向けテレビキャプチャーをはじめとするテレビキャプチャー関連製品は、インターネットカフェでのTV視聴ニーズ及び新型コロナウイルスの影響による宅内でのテレビ視聴のニーズの増加を背景に、Xit-AirBox/Xit-Brick/Xit-Boardの売上高が大きく伸長した。

家電事業の売上高は前年同期比26.9%減の8.59億円、セグメント損失(営業損失)は0.90億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。新型コロナウイルスの影響と製品調達の大部分が中国であったことから遅延が大きく影響したほか、大手ECサイト向けOEM製品の所要量の減少、競合製品の増加及び在庫品処分による利益率の低下により全体として減収減益となった。量販店向けやEC通販事業者向けの低価格でデザイン性のある白物家電の売上は新型コロナウイルスの影響もあり、減少した。テレビやポータブルDVDプレーヤーといった黒物家電も、以前より販売している定番品やEC事業者向けプライベートブランドの製品を中心に減少した。今後は、新ブランドRe・Deを立ち上げ、マーケティング戦略、ブランド戦略を再構築し、市場ニーズを捉えた新製品を継続的に投入し、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要の拡大に対応した製品を市場に継続的に供給していくとしている。

2020年9月通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により現時点では業績予想の算定が困難な状況であることから、2019年11月14日に公表した業績予想を一旦取り下げ、未定とし、業績予想の公表が可能となった段階で改めて公表するとしている。



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