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日経平均は3日ぶり反発、米株高受け値がさ株中心に買い

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日経平均は3日ぶり反発。25日の米国市場でNYダウは反発し、299ドル高となった。新型コロナウイルス感染者が連日急増していることが嫌気されたものの、金融規制「ボルカー・ルール」の緩和を受けて金融株を中心に上昇へ転じた。本日の日経平均も米株高を好感して164円高からスタート。前場は堅調もみ合いといった展開だったが、ソフトバンクG<9984>や半導体関連などの値がさ株が押し上げ役となり、後場に入ると22589.14円(前日比329.35円高)まで上昇する場面もあった。

大引けの日経平均は前日比252.29円高の22512.08円となった。東証1部の売買高は11億3795万株、売買代金は2兆0386億円だった。業種別では、倉庫・運輸関連業、証券、建設業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、鉱業、空運業、精密機器の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は23%となった。

個別では、前述のソフトバンクGが3%超の上昇。自己株式の追加取得を発表している。東エレク<8035>や富士通<6702>も上げが目立ち、それぞれ上場来高値、年初来高値を更新した。富士通はNEC<6701>とNTT<9432>の提携を巡り思惑が広がったとの見方があった。その他では任天堂<7974>やトヨタ自<7203>がしっかり。GMOクラ<3788>などのGMO<9449>グループ各社が連日で賑わい、日本オラクル<4716>は決算が好感された。また、丸文<7537>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、OLC<4661>やオリンパス<7733>が軟調で、ソニー<6758>は小安い。スカパーJ<9412>は決算を受けて売りがかさみ、H.I.S.<9603>など旅行関連株も新型コロナ再拡大による先行き不透明感から下げが目立った。また、カナミックN<3939>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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