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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、国内景気がすでに6月から大幅に改善しているとの観測

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【ブラジル】ボベスパ指数 99160.3 -0.61%
9日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比609.6ポイント安(-0.61%)の99160.3で取引を終了した。100191.2から98860.8まで下落した。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。国内外における新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることが警戒され、売りが優勢となった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感も強い。一方、内需関連の上昇が指数をサポートした。

【ロシア】MICEX指数 2782.43 -1.19%
9日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比33.40ポイント安(-1.19%)の2782.43で取引を終了した。2810.74から2773.48まで下落した。

売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみあったが、終盤に下げ幅を急速に拡大させた。原油価格の下落が嫌気され、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、国内外の新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることもリスク回避の売りを強めた。一方、国際線が8月から再開するとの見通しが景気回復期待を強めた。

【インド】SENSEX指数 36737.69 +1.12%
9日のインドSENSEX指数は反発。前日比408.68ポイント高(+1.12%)の36737.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.70ポイント高(+1.01%)の10813.45で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。国内景気がすでに6月から大幅に改善しているとの観測が好感された。また、国内での新型コロナウイルスの感染状況について、ピークアウトを迎えたとの見方も引き続き好感された。

【中国本土】上海指数総合 3450.59 +1.39%
9日の上海指数総合は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比47.15ポイント高(+1.39%)の3450.59ポイントと8日続伸している。2年5カ月ぶりの高値水準を切り上げた。

前日までの好地合いを継ぐ。直近の上昇ピッチが急だったこともあり、戻り待ちの売り圧力は意識されるものの、相場の先高観が勝った。中国政府系メディアが株高を支持する論陣を張ったことや、証券口座の開設数が急増していることなどが引き続き材料視されている。指数は朝方に弱含む場面がみられたものの、徐々に上げ幅を広げた。
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