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NY株式:米国株は続伸、良好な経済指標で見通し改善

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米国株式相場は続伸。ダウ平均は190.60ドル高の27930.33ドル、ナスダックは46.85ポイント高の11311.80ポイントで取引を終了した。

7月中古住宅販売件数が住宅市場のピークだった2006年12月来の高水準となったほか、8月PMI速報値も予想を上回り昨年1月来の高水準となるなど良好な経済指標を好感し寄り付き後から上昇した。米中対立懸念の緩和や新型ウイルスのワクチン開発を巡り良好な報道にも助けられ引けにかけては一段高となった。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。

製薬会社のファイザー(PFE)とBionTech(BNTX)は共同で開発している新型コロナウィルスワクチンが早くて10月の当局申請に向けて順調な軌道にあると発表したことが好感され上昇。農業機械メーカーのディア(DE)は業績見通し引き上げが好感され、上昇。靴販売のフットロッカー(FL)は第2四半期の決算が予想を上回り上昇した。中国のオンライン小売りアリババ(BABA)はアナリストによる目標株価引き上げで上昇。一方、オンライン小売りアマゾンは潜在的にベゾスCEOの後継者として期待されていた幹部の退任を発表し下落した。

関係筋によると、トランプ政権は米企業の中国国内でのWeChatの使用を承認する可能性を示唆した。

(Horiko Capital Management LLC)


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