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相次ぐ「ドコモ口座」不正出金。ドコモユーザーでなくても被害に遭う

NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を通じて、七十七銀行などの複数銀行の預金が何者かに引き出される被害が相次いでいると、各メディアが報じている。

その手口はまだ正確には判明していないが、噂されるのは以下のような方法。

ある預金者の銀行口座名義・口座番号・暗証番号を何らかの形で入手した犯人が、その名義でドコモ口座を開設。Web口振受付サービスを利用して、犯人のドコモ口座に被害者の口座からチャージするという方法だ。なお不正入手した個人情報での口座開設の際に、本人確認はされないとのこと。

現在、七十七銀行や東邦銀行、大垣共立銀行、中国銀行などで、ドコモ口座による不正利用が発生、あるいはそれが疑われる取引があるということで、各行ではWeb口振受付サービスの新規登録を当面停止する措置が取られている。

なおドコモのサイトによると、上記の4行以外でドコモ口座へのチャージに対応しているのは、これらの金融機関。大手ではみずほ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行、また30以上の地方銀行でも対応している。

先週木曜日にはすでに被害の報告が

SNS上をチェックしてみると、すでに先週9月3日の時点ですでに、上記のようなドコモ口座を不正に利用した引き出し被害の報告があったようだ。

ただ、当初は銀行・ドコモ・警察などに十分な対応どころか、取り合ってももらえなかったという声もあがっている。

各社のサイトを確認すると、七十七銀行では9月4日夕方に今回の手口の不正利用があった旨を報告しており、Web口振受付サービスを当面の間停止することをアナウンス。いっぽうで他行は、週末を挟んでからの対応となった模様だ。

それに対しドコモ口座のサイトでは、9月4日に「一部銀行の銀行口座登録および銀行口座変更の申込受付停止について」というお知らせで、七十七銀行等3行での銀行口座登録や変更の受付停止を伝えたほか、9月8日に「提携金融機関における緊急メンテナンス実施について」というお知らせで、大垣共立銀行からのチャージを停止する旨を伝えている。

ドコモ口座サイドとしては、目下のところ要望があった各行からのWeb口振受付サービスを停止するという個別の対応にとどまっているが、今回推測されうる手口を勘案するに、今後他行口座にも被害が及ぶことも大いに予測され、サービス自体の一時停止といった何らかの措置が取られる可能性もありそうだ。

「ドコモロって?」ネット上からは呑気な声も

そんななか、恐らくドコモ口座のユーザーではない、あるいは馴染みのない方々からは、以下のような声も多くあがっている。

確かに「口(こう)」と「ロ(ろ)」は一目で判別が付きにくく、そういった呑気な声があがるのは無理のないところ。

とはいえ今回の不正引き出しは、自身のドコモ口座の有無やスマホやケータイの会社がドコモかどうかというのは一切関係なく、不意に自分の身に被害が及ぶ可能性がある。上記の銀行に口座をお持ちの方は、念のために不審な引き出しが無いか確認することをお勧めする。

Next: レガシーなWeb口振にメスを入れるチャンスかも

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