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三栄コーポ Research Memo(7):2021年3月期はコロナ禍による純損失予想も配当金は年20円を見込む

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■株主還元策

三栄コーポレーション<8119>では、株主に対する適切な利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けている。配当に関しては、これまでの配当性向30%を目途とする方針を改め、同社の財政状態、今後の業績動向や資金需要などを総合的に判断し決定する。同社は将来の事業展開や不測の事態に備えて、内部留保による財務体質の充実に努め、経営基盤の強化を図る。また、新たに決議された経営理念「随縁の思想」のもと、株主が安心して株式を長期保有できるよう、可能な限り継続的に配当を実施することを方針とする。2020年3月期は、配当金年110円(上期60円、下期50円)、配当性向は135.0%となった。2021年3月期は、コロナ禍による純損失予想ではあるが、年20円の配当を見込む。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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