fbpx

豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行は小幅利下げの可能性

マネーボイス 必読の記事



■下落、欧米での感染拡大受けた株安でリスク回避の売り強まる

今週の豪ドル・円は下落。新型コロナウイルスの感染再拡大に対応して、フランス、ドイツでも行動制限の導入が決定されたことから、世界的な景気見通しは悪化。国内外の株式相場はさえない動きとなり、外為市場ではリスク回避的な豪ドル売り・円買いが優勢となった。取引レンジ:73円14銭-74円95銭。

■弱含みか、豪準備銀行は小幅利下げの可能性

来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利を0.25%から0.10%まで引き下げると予想されているが、声明などでその後の政策姿勢にも注目が集まりそうだ。11月3日に実施される米国大統領選挙については、選挙結果の判明が大幅に遅れるような事態となることを市場は警戒しており、その場合はリスク回避的な動きが広がる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・3日:豪準備銀行が政策金利発表(0.15ポイント引き下げ予想)
・4日:9月小売売上高(8月:前月比-4.0%)
・5日:9月貿易収支(8月:+26.43億豪ドル)
・6日:豪準備銀行金融政策報告

予想レンジ:71円00銭-75円00銭


いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー