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米国株の調整は必ずやってくる。2020年最後の押し目買い好機を逃すな=江守哲

日本株「本格上昇」の条件は?

最終的には日本企業の成長力次第である。日本株を反映する企業の構造変化がなければ、米国のような大きな上昇にはならない。人口の問題もある。

これらの問題を解決できてこそ、日本株の本格的な上昇が実現するはずである。

日経平均株価は29年ぶりの高値と連日のように報じられている。しかし、重要なのはTOPIXである。これが1,750ポイントを明確に超え、さらにこの水準を維持し、上値を切り上げていけるかがポイントである。そうなれば、日本株の上昇は本物である。

TOPIX 日足(SBI証券提供)

TOPIX 日足(SBI証券提供)

NT倍率が高くなりすぎているが、これも日本株が全体的に上げていないことを示している。これも調整される中で株価全体が上昇すれば、真の意味で強気になってもよいだろう。

とはいえ、最終的には市場がどのように考えるかである。買う投資家が増えれば、株価は上昇する。今後の日本株への期待が高まれば、その流れに乗ればよいだけである。

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マーケット・ヴューポイント~「米国株の調整は必ずやってくる」

米国市場~米国株の短期的な過熱感は変わらず

欧州・中国市場~欧州経済に減退リスク、中国は着々と戦略を進行

日本市場~日本株は高値圏での推移が継続

為替市場~ドル安傾向が継続

コモディティ市場~金は反発、銅と原油は堅調さを維持

今週の「ポジショントーク」~米国株の過熱感に引き続き注意する

ベースボール・パーク~「週末はジムで運動と野球」

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本記事は『江守哲の「投資の哲人」〜ヘッジファンド投資戦略のすべて』2020年12月7日号の一部抜粋です。全文にご興味をお持ちの方は、バックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した米国市場日本市場為替原油ほか各市場の詳細な分析もすぐ読めます。

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image by:Nuno21 / Shutterstock.com
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江守哲の「投資の哲人」〜ヘッジファンド投資戦略のすべて』(2020年12月7日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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株式・為替・コモディティなどの独自の市場分析を踏まえ、常識・定説とは異なる投資戦略の考え方を読者と共有したいと思います。グローバル投資家やヘッジファンドの投資戦略の構築プロセスなどについてもお話します。さらに商社出身でコモディティの現物取引にも従事していた経験や、幅広い人脈から、面白いネタや裏話もご披露します。またマーケット関連だけでなく、野球を中心にスポーツネタやマーケットと野球・スポーツの共通性などについても触れてみたいと思います。

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