「ファーストキッチン」の親会社がサントリーからウェンディーズ・ジャパンに変わったことで、今後の店舗展開が注目されていました。首都圏では最近、各店舗のウェンディーズ化が本格化しています。(『「ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!」連動メルマガ』児島康孝)
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「ウェンディーズ」化が本格化
ファーストキッチンは、1977年にサントリーが設立した、ハンバーガーなどを扱うファーストフードのチェーンです。
日本のデフレが深刻化する中、思い切って価格を下げたマクドナルドなどに売上が押される展開となりました。
サントリーは2016年、全株式をウェンディーズ・ジャパンに売却して撤退。今後の店舗展開が注目されていました。
ファーストキッチンは、東京では、六本木や日比谷で存在感がありますが、最近、「ウェンディーズ」のブランドを前面に出して、新たに再出発しています。
「ウェンディーズ(Wendy’s)」のわかりやすくて目立つ英語看板となって、存在感は強くなりました。
メニューでも、パスタに力を入れており、チェーンの再構築に成功するのではないかと、思われます。
やや影が薄かったファーストキッチン
ファーストキッチンは、ベーコンエッグバーガーが、人気を集めていましたが、店舗のインパクトは、やや薄い側面もありました。
今回、名実ともに「ウェンディーズ」となったことで、インパクトは確実に強くなりました。
日比谷の店舗に立ち寄ってみますと、パスタのメニューが充実しているのが目立ちます。価格帯も700円前後のパスタが多く、店舗の利便性とリーズナブルな価格のバランスがとれています。
パスタも、格安パスタにありがちな、麺がしっかりしていなくて、具材も少しだけ、ということは、ありません。
ウェンディーズのパスタは、麺もしっかりしていて、具材もちゃんとあります。700円前後の価格帯で、十分に納得感があり、お昼時に食事に訪れた人がパスタを注文していました。
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