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後場の日経平均は745円高でスタート、東エレクやメルカリなどが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28191.59;+745.49
TOPIX;1972.18;+35.52


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比745.49円高の28191.59円と、前引け(28200.75円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は28170円~28240円のレンジで往って来い。ドル・円は1ドル=142.10−20円と午前9時頃から60銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は総じて堅調で、上海総合指数が1%強の上昇率で推移しているほか、香港ハンセン指数は6%近い上昇率となっている。米10月消費者物価指数(CPI)で総合およびコア指数がともに大きく減速したことで、米国での金融引き締め懸念が大きく後退。前日の米国株の急伸劇を追い風に東京市場でも値がさのハイテク・グロース株を中心に大幅高となっている。日経平均は心理的な節目の28000円を明確に超えてきたことで商品投資顧問(CTA)による買い持ち高の積み上げなども入っているようだ。ただ、さすがに上昇ピッチが速すぎるため、短期的な過熱感からやや上値が重くなってきている。後場の日経平均は寄り付いてから膠着感の強い展開となっている。

 セクターでは電気機器、化学、サービスが上昇率上位となっている一方、空運、水産・農林、陸運が下落率上位になっている。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック<6920>、東エレク<8035>、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ダイキン<6367>などが急伸。決算関連では資生堂<4911>、富士フイルム<4901>が急伸している。一方、任天堂<7974>、JT<2914>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>が軟調で、決算関連ではテルモ<4543>が大幅に下落している。

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