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日経VI:上昇、ETF分配金捻出に絡む売りも警戒

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比+0.99pt(上昇率+4.60%)の22.49ptと上昇した。なお、高値は22.65pt、安値は21.99pt。昨日の米国株高を受けた今日の東京市場は、昨日までの3日間で日経平均が600円近く上げた反動でやや売り優勢の展開。日経225先物は下落、日経VIは上昇した。ただ、225先物の下げ幅は限定的で、市場心理が大きく悪化することはなかった。一方で、日本株の主要なETFの決算日を8日と10日に控え、分配金支払いに絡む売りへの警戒感もあり、日経VIは終日概ね22pt台で方向感のない動きとなった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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