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NYの視点:米1月NAHB住宅市場指数、過去最高水準から2カ月連続で低下

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全米住宅産業協会(NAHB)が発表した1月NAHB住宅市場指数は83と、予想外に12月86から低下し9月来の低水準となった。11月に過去最高を記録したのち2カ月連続で低下。建設業者のセンチメントがポジティズとされる50は8カ月連続で上回った。

重要項目である一戸建ての現在の販売は90と12月92から2ポイント低下し10月来の低水準。今後6カ月の販売見通しも83と、85から2ポイント低下し8月来の低水準となった。購買見込み客足指数は68と、73から5ポイント低下し8月来の低水準。6カ月平均も下回った。

住宅市場は引き続き経済をけん引していくが在庫が限られ、さらなる拡大を抑制しているとMAHBのエコノミストは説明している。また、建物を建てられる土地が不足していることや材料費の高騰、住宅価格の上昇などが、住宅の値ごろ感を損傷。新型コロナウイルスの感染急増で全米各地で規制が再び厳格化されており、労働市場も再び悪化している兆候が見られる。雇用への不安で、住宅市場への需要にも今後、影響を与える可能性が懸念される。

1月NAHB住宅市場指数:83(12月86、6カ月平均84)
一戸建て販売現在:90(92、90)
一戸建て販売見通し:83(85、85)
購買見込み客足指数:68(73、72)



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