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今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドル売り抑制も

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21日のドル・円は、東京市場では103円67銭から103円33銭まで下落。欧米市場では、103円33銭から103円66銭まで反発し、103円50銭で取引終了。本日22日のドル・円は主に103円台で推移か。米長期金利は下げ渋っており、リスク回避的なドル売りはやや抑制される可能性がある。

欧州中央銀行(ECB)は21日開催の理事会で、主要政策金利の据え置きを決定した。金利据え置きは予想通り。ラガルドECB総裁は、ユーロ圏経済は昨年10−12月期に恐らく縮小しており、今年1-3月期にも影響は及ぶ可能性があることを示唆した。ただ、市場参加者の間では「1-3月期におけるマイナス成長は想定内」との見方が多いこと、4-6月期以降の景気回復への期待は引き続き残されている。報道によるとECBは3月までに金融緩和決定の参考になる新たな指標を探り出すもようだが、追加緩和策が導入されるとは限らないため、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

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