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電車減便も密発生で打ち切り。“五輪中止カード”のタイミングにご執心の小池百合子に「もう余計な事すんな」の声

東京都や国土交通省が要請したJRや大手私鉄の「減便」により、6日朝の主要駅はいつもの平日以上の大混雑となった。

SNS上でも、ホームいっぱいを覆いつくす通勤客の姿をとらえた画像が多くあげられる結果に。それらのツイートによると、超満員の電車に客が乗りきれないという、いわゆる積み残しも多く発生していたもようである。

各社の報道によると、減便はの朝の通勤時間帯(午前6~10時)に、山手線や京浜東北・根岸線など計7路線で運行本数を約2割減らす計画で行われたとのこと。さらに6日朝は、東海道線の踏切で安全確認が行われたため、京浜東北・根岸線はさらに遅れや運休が出ていたという。

7日は減便中止も「判断が遅い」の声

緊急事態宣言の発出を受けて、4都府県の鉄道事業者に対し終電の繰り上げや減便に協力するよう要請した国土交通省。時をほぼ同じくして、東京都の小池百合子知事はJR東日本に対して、4月29日~5月9日に減便することなどを要請したという。

ただ、前述のように大幅な減便に応じたのはJR東日本ぐらいで、表面的は減便に応じた大手私鉄も、実のところラッシュとは逆方向の便を回送扱いにしてお茶を濁すといった、いわゆる「減便やってますアピール」的なものがほとんどだったようだ。

なぜJR東日本は、小池都知事の減便要請に対して大真面目に付き合ってしまったのか。それに関しては、JR東日本がJOCのオフィシャルパートナーで東京五輪とは一蓮托生だから…といった説もあるも、真相は闇の中。とはいえ、連休が明ける会社も多いこのタイミングに電車の本数を減らせば、今の状況下で最も避けるべき密の状態になることは、子どもでも予測できることで、今回の顛末に対しては怒りを通り越して呆れるといった声が大半だ。

このような批判の声を受けて、JR東日本は7日にも予定していた減便を中止にすると発表。同社によると、朝の通勤時間帯における山手線の乗客を大型連休前の4月26日と比較したところ、5月6日の朝は95~100%とほとんど変わらなかったことから、減便の中止を決めたということだが、ネット上では「4月30日の段階で激混みだった」「判断が遅い」といった批判の声が。実際、西武鉄道は4月30日の段階で混雑が発生したとして、その日のうちに減便を取りやめる決断をしており、JR東日本に対する決断の遅さに対する批判も致し方なしといったところだろう。

「満員電車ゼロ」の逆を行く場当たり的な小池都政

いっぽうで、自らの「減便要請」が事実上の失敗に終わったことに関しては、今のところ何のリアクションもない小池都知事だが、今回の件で蒸し返される形となっているのが、彼女が最初の都知事選の際に掲げた「7つのゼロ」。「待機児童ゼロ」「都道電柱ゼロ」「多摩格差ゼロ」といった7つの公約のなかに含まれていたのが、なんと「満員電車ゼロ」だったのだ。

「満員電車ゼロ」実現のための方策として、通勤路線への2階建て車両の導入もぶち上げていた小池都知事だったが、当選後そのような話はまったく進まず。それどころか今回は自らの要請により公約とは真逆の状況を作ってしまったことから、「そういえば“満員電車ゼロ”はどうなった?」と揶揄されるに至ったわけだ。ちなみに、小池都知事が掲げたこれらの公約だが、「ペット殺処分ゼロ」以外はほとんど未達成だという。

改めて小池百合子氏の場当たり的な公約、そして対応ぶりがクローズアップされる格好となった今回の件。都民たちにとっては、昨年のコロナ下での都知事選で彼女を再任したことがつくづく悔やまれるといったところだが、先日来から報道されている通り、来る都議選に向けた起死回生の策として「五輪中止カード」とともに退陣するのではとの推測が、ここに来て現実味を大いに増してきている。

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ただ、都議選の告示日が6月25日とあって、そのカードを切るにはタイミングがちょっと早すぎるとの声も。もはや小池氏に都知事への未練はほぼないとしても、それならばこれ以上は、生活に影響の出るような余計なことをしないで欲しいというのが、多くの都民の偽らざる気持ではないだろうか。

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