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マザーズ指数は3日続落、主力株やIPOに物色向かう、Enjin初値5割高

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 本日のマザーズ市場では、朝方買いが先行した。前日の米国市場ではNYダウが下落する一方、長期金利の低下に伴ってハイテク株比率の高いナスダック総合指数は上昇。新興株中心のマザーズ市場でもこうした流れが追い風となった。ただ、次第に物色の矛先はエーザイ<4523>など値幅の大きく出た主力株や、本日新規上場した指数組み入れ前のEnjin<7370>に向いたようで、マザーズ指数は売りに押されマイナス転換した。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で1636.93億円。騰落数は、値上がり72銘柄、値下がり272銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、時価総額上位の弁護士コム<6027>やウェルスナビ<7342>が小安い。売買代金上位ではPアンチエイジ<4934>などが軟調。また、このところ賑わっているMDNT<2370>が急反落し、直近上場のワンプラ<4199>も大幅安となって下落率上位に顔を出した。一方、時価総額上位ではメルカリ<4385>やフリー<4478>が堅調。売買代金上位ではケアネット<2150>が買い優勢だった。HMT<6090>は共同研究に関するリリースが材料視され、ブリッジ<7039>などが上昇率上位に顔を出した。
 なお、Enjinは公開価格をおよそ56%上回る初値を付けた。
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