背伸びしてマイホームを買った夫婦の実例
ここからは、まさに今回の内容を実践されていたご夫婦の実例を紹介します。以前、どうしても欲しい物件を見つけ、予算オーバーながら購入した方のご自宅に訪問したときの話です。
希望のマイホームを購入したご家庭のリビングには、椅子テーブルと床にテレビだけで、部屋を持て余しているようなご家庭でした。
実は、ほかの件での相談を受けるために伺ったのですが、この家の購入に際して、ご主人は次のように言っていました。
「マイホームを持つことは夫婦の夢でした。しかし、住宅を購入しても、万が一、家計が回らなくなったときのことを考えると、持ち家はお重荷になり手放さなくてはならないと考えていました。そのためには資産価値がある家が必要で、この家が気に入り欲しくなった。もともと狭い部屋に住んでいたので、家具は少ないようにみえるけど、不自由はしていないです」
その方の奥さまは、以前は、新聞の折り込みチラシで1円でも安いスーパーを見つけて買い物していたとのこと。しかし、それは節約には程遠い努力だったとわかったそうです。そこで夫婦で根本的に、家計の支出を見直しを行いました。そのおかげで家が買えて、快適に生活できている。の生活を老後の生活でも続けていきますとおっしゃっていました。
『【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ』(2021年6月23日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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ご自身の描いた老後の生活を実現するために、 40代から、退職・完全リタイアをするまでに、 やっておくべきことがあります。 そんなことはわかっているよ!! でも、行動に移せないんだよね…… 実は、何から始めようか迷っているんだよ!? そもそも、何をしたらいいのかわからないんだよね??? そんな方のために、同年代の私、 「人生の添乗員(R)」が、 ファイナンシャルプランナーとして13年の実績と、 自身の人生経験から、 40代から、退職・完全にリタイアをするまでにすべき、 「貯蓄」と「節約」について、 毎週、1テーマずつお伝えします