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飲酒転落事故、玉川&羽鳥「陳謝」も真相ひた隠すテレ朝の闇。セクハラ・闇営業強要疑惑も浮上、“番組の顔”を矢面に立たせ上層部は逃げ切りか

テレビ朝日社員が緊急事態宣言中の東京・渋谷のカラオケ店で10人の飲酒会合を開催し、そのうちの1人が誤って店の外に転落した事件の波紋が、ネット上を中心に広がり続けている。

各社の報道によると、打ち上げを行っていたのは東京五輪の番組担当スタッフだった社員6人と外部スタッフ4人。8日夜から打ち上げと称してカラオケ店で飲酒していたが、そのうちの20歳代の女性社員が9日午前4時頃、1人で先に退店しようとした際、1階出入り口が閉まっていたため、2階の窓から店の看板をつたって下りようとして転落したという。

テレビ朝日の広報部はこの事実を10日に発表。東京都の要請ルールを無視して宴席を飲食店で行ったことを認めた上で「不要不急の外出などの自粛を呼びかける立場にありながら著しく自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省しています」「緊急事態宣言下で尽力されている皆様はじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわびいたします」と謝罪している。

不自然な転落に「セクハラからの逃亡説」も

全国各地の公務員らによる大人数の宴席の発覚、さらに与党議員が深夜に銀座のクラブを訪問していた「銀座3兄弟」問題など、緊急事態宣言下における飲食店での飲酒に対して、これまで舌鋒鋭く批判してきたメディアが、実は自らも同じようなことをし、そのうえケガ人を出して救急搬送される事態を招いたことに、ネット上などでは多くの批判の声が集まっている。

そのいっぽうで、今回の件に関しては単純に「緊急事態宣言下における飲食店での深夜集団飲酒」に留まらない、それ以上の問題を孕んでいるとの声もあがる。そのひとつが、女性社員による「不自然な転落」についてだ。

先述の通り20代の女性社員は1人で退店しようとしたものの、1階の入り口が閉まっていたため、2階の窓から店の看板をつたって降りるという、まるで曲芸師か空き巣犯のようなマネをした挙句、転落したという。そこまでのことをして、どうして店を出たがっていたのかということを考えると、思い返されるのが過去のテレ朝における「セクハラ」事案だ。

テレ朝の人気報道番組である『報道ステーション』のチーフプロデューサーによる、度重なるセクハラで懲戒処分を受けたと報じられたのは2019年9月のこと。報道によるとそのチーフプロデューサーは、テレ朝の会長として社内に隠然たる権力を持つ早河洋会長の子飼いの人物で、女性スタッフを食事に連れ出して、体を触るわ、キスするわ、送った女性の自宅に無理やり入り込もうとするわと、チーフプロデューサーという地位と会長の威光をかさに着てのセクハラ三昧だったという。

今回の20代女性社員の転落に関しても、2階の窓から店の看板をつたって降りようとしたという、その切迫感溢れる状況から、その裏には深夜の閉ざされたカラオケ店でセクハラ、あるいはそれ以上のことが行われている状況があり、そこから必死に逃げ出そうとした末の転落だったのでは……そんな憶測も、ネット上では実しやかに囁かれている状況だ。

カラオケ店に「闇営業」を強要?協力金の不正詐取疑惑も浮上

もうひとつ、今回の一件の裏に潜む問題として一部から指摘があがっているのが、カラオケ店が深夜の「闇営業」を行っていた、という点だ。

報道によると、今回の10人のメンバーは8日夜から翌9日の明け方まで、同カラオケ店において飲酒を伴う宴会を開いていたとのこと。当該店舗は表向き、都の要請通りに20時閉店としていたようだが、今回の件で実際は深夜の「闇営業」を行っていたことが明るみになった。ただ可能性として、テレ朝側がカラオケ店に対して深夜の「闇営業」を強要していたということも、大いにありえそうである。

さらに、もしこのカラオケ店が日常的に深夜の「闇営業」を行っていたとすれば、表向きには要請に従った営業をしていることからみて、協力金の不正受給をしているのではという疑惑も浮上するところ。

しかし、その件に対してはカラオケ店側がリリースを発表しており、それによると「制度に基づき適切(カラオケパセラ渋谷店は申請致しておりません)に対応致しております」とのこと。深夜営業や酒類提供の実態に関しては言及をしない、なんとも要領を得ないコメントだが、協力金の不正受給だけは取り急ぎ否定したかったといったところだろうか。

いっぽうで、先述のカラオケ店のリリースでは「特定業界関係者への優先対応はしていない」とも断っているが、過去に同カラオケ店の系列店が、徹底したコロナ対策を行う飲食店として、20年6月に『報道ステーション』の取材を受けていたという事実も判明しており、決して単なる店と客の関係性ではなかったのでは、といった声も。さらに、女性社員が1階の出口から出られなかった件に関して、消防法的に問題ではないかという声もあがるなど、テレ朝側やカラオケ店に対する疑惑は枚挙に暇がないといったところだ。

玉川氏の謝罪に垣間見れる上層部への「忖度」

このような事態を受けて、『報道ステーション』『羽鳥慎一モーニングショー』などの番組内では、アナウンサーがおわびのコメントを読み上げるといった対応を行ったのにくわえ、『報道ステーション』のコメンテーターである共同通信編集委員の太田昌克氏や、『羽鳥慎一モーニングショー』のキャスターである羽鳥慎一氏が、今回の騒動を批判するといった一幕も。社を挙げて「反省してる感」を醸成するのに必死といったところだが、そもそも太田氏も羽鳥氏もテレ朝に雇われて番組出演をしているということもあり、そんな外部の人間に謝罪・批判をさせて本当の解決になるのか、といった声も多い。

いっぽうで、『羽鳥慎一モーニングショー』でコメンテーターを務めるテレビ朝日社員の玉川徹氏も、11日の同番組内で身内のお騒がせに対して謝罪と批判を行った。ただ玉川氏は、今回の問題は3つ大きな問題があるとし、「緊急事態宣言下での宴会」「オリンピック報道関係者の酒宴」「無用な負荷を救急医療体制にかけた」という3点をあげたものの、問題はそれだけじゃないのは明らかで、その発言内容はなんとも首をかしげざる得ないものだ。

もし今回の件で「セクハラ疑惑」が浮上すれば、先述の『報道ステーション』チーフプロデューサーの一件で明らかになったセクハラ・パワハラの病巣が、社内においてまったく改善されていないことの証左とされる恐れが。さらに「飲食店への深夜闇営業の強要疑惑」に関しても、テレビメディアの横暴ぶりが如実に現れた事象として、いずれも今以上の大きな批判を呼ぶことは明らかだ。このような社内体質の問題となれば、現状行っている広報によるコメントの読み上げや、外部の番組出演者による謝罪、そして酒宴参加者への処分などで問題に片が付く訳もなく、その上のテレ朝上層部の責任問題にも発展しかねない。

そう考えると、今回の玉川氏のコメントは、潔く謝っているような振りをして、実は上記にて挙げたような「酒宴でのセクハラ」そして「飲食店への深夜闇営業の強要」といった、上層部に責任問題が波及しかねない疑惑へ目が向かないよう、議論をミスリードしようとしたのでは、とも考えられるところ。もしそうだとすれば、玉川氏が社員でありながらコメンテーターという立場で番組に出演し続けることができる“理由”とともに、テレ朝社内に依然として横たえる“闇”も垣間見れる事象といえそうだ。

Next: 「テレ朝の早河洋代表取締役会長兼CEOは記者会見を開いて謝罪しないの?」

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