現役中に貯めておくべき老後の生活資金
ここまでに算出できた数値を表に記入していき、生涯の「貯蓄額」の推移に注目します。
「年間収支」の欄が単年で赤字の年があり「貯蓄額」から取り崩して補充してプラスになればよいのですが、「年間収支」が単年でも「0」やマイナスになれば、家計が破綻する可能性があるということです。
この表の家計支出を維持していくためには、現役中、常に生涯「貯蓄額」の欄が、プラスの数値を維持できるように、現役中にその資金を蓄えておくことが必要です。
または、生涯「「貯蓄額」の欄がプラスに維持できるように、今から、老後の家計支出を減額する生活を送ることを予定しておくことです。
作成する表は、自分たち夫婦の大切な老後の計算になります。
甘い数字ではなく、シビアな数字で計算することが、もっとも大切です。
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『【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ』(2021年8月18日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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ご自身の描いた老後の生活を実現するために、 40代から、退職・完全リタイアをするまでに、 やっておくべきことがあります。 そんなことはわかっているよ!! でも、行動に移せないんだよね…… 実は、何から始めようか迷っているんだよ!? そもそも、何をしたらいいのかわからないんだよね??? そんな方のために、同年代の私、 「人生の添乗員(R)」が、 ファイナンシャルプランナーとして13年の実績と、 自身の人生経験から、 40代から、退職・完全にリタイアをするまでにすべき、 「貯蓄」と「節約」について、 毎週、1テーマずつお伝えします