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注目銘柄ダイジェスト(前場):オーケストラ、アイホン、ポートなど

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ツルハHD<3391>:14300円(+300円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は129億円、前年同期比15.0%減益となっている。前年同期の巣ごもり需要の反動減などが減益要因となった。2ケタ減益ではあるものの、ほぼ市場想定線での着地となったほか、販管費のコントロールによって会社計画を上回る利益水準となっており、安心感が高まる状況のもようだ。粗利益率も想定ほど悪化しなかったとみられる。


アークランド<9842>:1767円(+28円)
反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は113億円で前年同期比47.1%増益、9月13日の上方修正水準での着地となっている。同時に上方修正している通期予想は据え置いており、決算数値にはインパクトが限定的。一方、年間配当金は従来計画の30円から35円に引き上げているほか、ヤマダHDと店舗開発における業務提携を発表しており、評価材料視する動きが優勢のようだ。


日本オラクル<4716>:9830円(+460円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は169億円で前年同期比16.6%増益となっている。クラウドサービス&ライセンスサポートの好調が業績の牽引役に。会社側では業績予想を非公表としているが、前期の増益率は3.0%増にとどまっていたほか、22年5月期の市場コンセンサスは1ケタ台の増益であり、想定よりも順調なスタートと捉えられているもよう。


アイホン<6718>:2586円(+235円)
大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の15億円から28億円に、通期では45億円から50億円に引き上げている。増収効果や経費削減効果のほか、新型コロナウイルス感染拡大で一部経費を下期へ繰り越したことなどで上期の収益幅が大きくなっている。第1四半期実績からは上振れ期待が高かったとみられるが、上半期の修正幅の大きさは想定以上との見方に。


オーケストラ<6533>:4460円(+590円)
大幅反発。前日に21年12月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の8.7億円から11.3億円、前期比64.8%増に引き上げ。デジタルマーケティング事業はインターネット広告市場が伸長する環境のなか、想定を上回る勢いで受注が堅調に推移しているもよう。また、デジタルトランスフォーメーション事業でも、注力中のSalesforce案件の受注が好調に推移し、利益率も想定以上に改善しているようだ。


サンワカンパ<3187>:411円(+21円)
大幅に3日ぶり反発。NTTデータ・スマートソーシング(東京都江東区)と業務提携したと発表している。同社が運営する土地活用一括プラン請求サービス「HOME 4U」を利用し、サンワカンパニーが手掛けるモジュラー建築「CLASCO(クラスコ)」導入を希望者に提案する。提携により露出機会と販路拡大を目指す。CLASCOはコンテナサイズにあわせた重量鉄骨造のモジュラー建築で、商業・住宅・医療・公共など用途に応じて活用できるという。


バードマン<7063>:2280円(-106円)
大幅に6日ぶり反落。東証が22日から信用取引に関する規制措置を強化すると発表し、嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)に引き上げられた。日証金も増担保金徴収措置を実施している。規制措置強化に加え、株価が17日に年初来高値(3150円)を記録するなど短期間に急騰したことも利益確定売りを誘っているようだ。


ポート<7047>:1024円(+77円)
年初来高値。子会社のドアーズ(東京都港区)が注文住宅・リフォームのマッチングサイトを運営するタウンライフ(東京都新宿区)と業務提携契約を締結したと発表している。リフォーム領域のサービス「外壁塗装の窓口」で連携し、相互送客を行う。タウンライフはユーザーと事業者のマッチングサイト「タウンライフ家づくり」などを展開しており、累計事業者数は1500社以上、年間利用ユーザー数は5.7万人に上るという。
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