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NY株式:NYダウ64ドル高、政府歳出案の合意に期待

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米国株式市場は上昇。ダウ平均は64.13ドル高の35741.15ドル、ナスダックは136.51ポイント高の15226.71で取引を終了した。主要ハイテク企業の決算を控えて、寄り付き後、上昇。歳出案を巡り、規模が大き過ぎるとして今まで反対姿勢を示していた民主党の穏健派マンチン上院議員が今週中の合意の可能性に言及したため期待感から終日堅調に推移した。ダウは史上最高値を更新して終了。セクター別では自動車・自動車部品が大幅上昇した一方で、公益事業が下落した。


電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)はレンタカー会社のハーツ・グローバル・ホールディングスが2022年末までに、同社のEV10万台を発注すると発表したことや、モルガンスタンレーの目標株価引き上げを受けて大幅上昇し時価総額1兆ドルを突破した。バイオのモデルナ(MRNA)は同社製新型コロナウイルスワクチンが6−11歳を対処とした治験で有効性が期待できる強い免疫反応、安全性が確認され、当局の緊急使用許可を申請する計画が示され上昇。また、オンライン決算サービス会社のペイパル(PYPL)はソーシャル・ネットワーキング・サイト運営のピンタレスト(PINS)の買収を巡り「今のところ」進める意向はないとしたため上昇した。一方でピンタレストは大きく売られた。また、消費財メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)は四半期決算でサプライチェーンの混乱やインフレが影響し、内容が予想を下回ったほか、弱い見通しが嫌気され下落。


ソーシャル・ネットワーキング・サイトを運営するフェイスブック(FB)は取引終了後に第3四半期決算を発表。収入や月間アクティブユーザー数、第4四半期見通しも予想を下回ったが、自社株買い拡大計画が好感され、上昇している。



Horiko Capital Management LLC



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