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もう「モリカケ桜」は迷宮入り。虚偽答弁・統計改ざんを許す日本は民主主義を名乗れない=斎藤満

多すぎる国会の虚偽答弁

日本の民主主義破壊の象徴となったのが、国会での虚偽答弁と資料の改ざん、黒塗りされた資料、情報の隠蔽でした。

特に安倍政権の後半以降、これが目立ちました。

安倍元総理の発言について、その虚実を調べた部署もあり、虚偽答弁の多さも指摘されています。これらに対して、罰則もなく、許された国会はいったい何だったのでしょうか。

これらの疑惑に対して、国民は大きな不信感を持ち、「モリ・カケ・桜」などの再調査を求める声が高まっています。

岸田総理も当初は再調査の姿勢を見せていましたが、どこからかの圧力に屈し、これを取り下げました。

これは民主主義を自ら否定するものです。自殺した財務省近畿財務局職員のファイルについても、夫人の公開請求でようやく開示がなされるようですが、これまで「ない」と言い張っていました。

そして国会答弁での「記憶にございません」発言はいただけません。裁判では自分に不利になる問題について黙秘権が与えられますが、国会の場は裁判ではなく、主権者国民への説明の場ですから、答えられる人が発言し、事実を国民に明かす必要があります。

大臣がわからなければ、担当部署の「答えられる人」が代わりに答弁すればよいのです。官僚の「記憶にない」発言は、不誠実で反民主的な象徴です。

公開されない国家決算

もう1つ、国としての民主主義を否定しているのが、予算の議論はしながら、実際にどう使われたかの「決算」については何ら報告も公開されていないことです。

昨年度の予算も、何度も追加補正をやりましたが、結果的に30兆円近い使い残しがあったといいます。予算以上に「決算」で実際の支出の内訳を国民に明かすのが筋です。

最近でも、オリンピックに関して、特定企業に多くの支出をし、コロナ支援に際しても特定企業に「外部委託費」の形で大金が支払われ、問題視されています。

国民の税金を使うからには、「官房機密費」も含めて、どこにどのように使ったのか、予算と決算を突き合わせて細部まで説明するのが筋です。

Next: 入国管理局で起きていた人権問題の隠蔽

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