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28000円を固めてくるかが注目されよう

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 7日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行ながら、次第にこう着感が強まりそうである。6日の米国市場ではNYダウが646ドル高だった。バイデン大統領の首席医療顧問の国立アレルギー感染症研究所ファウチ所長が週末のインタビューで、時期尚早としながらも、新型コロナの新たな変異株(オミクロン株)の重症度を巡り、楽観的な見解を示したため経済封鎖への警戒感が後退し景気回復期待から買い優勢の展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の28095円。円相場は1ドル113円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まり、28000円を固めてくるかが注目されよう。もっとも、オミクロン株についての重症化リスクについてはこれまでも伝えられていた情報の範囲内であり、楽観的な見方には向かいづらく、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうである。また、先物市場では週末にメジャーSQを控えているため、手口動向を見ても限月交代に伴うロールオーバー中心の売買である。積極的にトレンドを取りに行く動きは限られると見られ、仕掛け的な動きが見られたとしても、その後のカバーの動きは速そうである。

 また、米国では景気敏感株を中心に買われており、一方でハイテク株は高安まちまちだった。SOX指数は小幅な下落にとどまっており、構成銘柄についてもまちまちだったこともあり、指数インパクトの大きい値がさ株やハイテク株の動向を見極めたいところではある。また、ソフトバンクG<9984>が連日で年初来安値を更新している点も指数の重荷となる。ソフトバンクGはADR市場で反発を見せていることから本日は上昇が見込まれるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、次第に戻り待ちの売りに押される格好となり、日経平均の重荷となろう。

 そのため、物色の流れとしては個別に材料のある銘柄での、短期的な値幅取り狙いの売買となりそうだ。また、マザーズ指数は4%近い下落で節目の1000ポイントに接近してきた。8月安値とのダブルボトム形成も意識されやすい水準となるため、足元で利食いの動きが強まっている中小型株の一角については、短期的なリバウンド狙いの動きも意識されやすいと見られる。
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