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芙蓉リース Research Memo(6):2022年3月期は期初予想を据え置き、各段階利益で増益見込む

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■業績見通し

1. 2022年3月期の業績予想
中期経営計画の最終年度となる2022年3月期の業績予想について芙蓉総合リース<8424>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比17.6%減の6,100億円、営業利益を同4.4%増の465億円、経常利益を同4.2%増の500億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同4.8%増の310億円と各段階利益で増益を見込んでおり、実現すれば、中期経営計画(経常利益目標)を達成することとなる。一方、減収予想となっているのは、上期同様、会計基準の変更によるものであり、実態(前期と同基準による比較)としては拡大基調が継続する見通しとなっている。

引き続き、各戦略分野の「営業資産」の積み上げやノンアセット収益の拡大が増益に寄与する想定である。営業資産残高については、すでに中期経営計画の目標値(2兆5,000億円)を1年前倒しで達成済であるが、引き続き好調な「不動産」や「エネルギー・環境」などの拡大により、さらなる積み上げを目指していく。

利益面についても、営業資産の積み上げやアセットコントロールを通じたROAのさらなる改善により、経常利益500億円の達成を見込んでいる。

2. 弊社の注目点
弊社では、コロナ禍(特にオミクロン株)の世界的な拡大が、「航空機」ビジネスなどに及ぼす影響については注意深く見守る必要があるものの、その要因を除けば、上期における営業資産の積み上げや収益性の高いポートフォリオへの入替の状況から判断して、同社の業績予想の達成は十分に可能な範囲であると見ている。むしろ注目すべきは、次期中計に向けて、いかに新たな戦略軸を示していくのかにあるだろう。そのような視点から、戦略分野のなかでも「不動産」「エネルギー・環境」「BPOサービス」などの動きをフォローしたい。特に、社会的課題の解決に向けた取り組みをいかに進め、同社自身の持続的な成長に結び付けていくのかがカギを握ると見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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