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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、6月追加利上げ観測強まる

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■強含み、豪追加利上げ観測が支援材料に

今週の豪ドル・円は強含み。中国の4月の鉱工業生産や小売売上高の落ち込みを嫌気して、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが先行した。しかしながら、豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨で「追加利上げが必要になる可能性が高い」との見解が含まれていたことから、米国株安などが多少嫌気されたものの、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢となった。取引レンジ:88円47銭-91円17銭。

■底堅い展開か、6月追加利上げ観測強まる

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨で「インフレ率を徐々に目標に戻すには、さらなる利上げが必要という点で意見が一致」が示され、6月追加利上げは確実との見方が豪ドルの下支えになる。なお、豪総選挙で政権交代となる場合、新政権が新たな物価対策を打ち出す見込みだが、現行の金融政策に大きな影響を与えるものではないとみられている。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・27日:4月小売売上高(3月:前月比+1.6%)

予想レンジ:88円70銭-91円70銭


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