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S&P500の大暴落、リセッション入り目前でも焦りは禁物。米国株投資のカリスマブロガー・たぱぞうが語る「大荒れ相場への対峙法」

インフレと金利の関係性

CPI(消費者物価指数)の発表が市場に大きな影響を与えましたね。CPIと市場の関係性を把握する良い機会です。改めて、今回の相場の動きの意味を確認してみましょう。

行き過ぎた物価高は国民生活を圧迫します。国民生活の圧迫は、経済的な問題を生じるだけに止まりません。政治的な不安定要素にもなります。いいことはあまりありませんね。

FRBはテーパリングの質、スピードを高めようとしています。行き過ぎた物価高を抑える働きかけを加速したいからですね。

昨今、株価が上昇していました。これは、物価高が3%程度に落ち着くことを期待してました。その流れで、9月のFOMCでは様子見となることを期待してました。CPIが落ち着いてくるだろうと予想されていたのです。

しかし、先日のCPIは予想以上の上昇を見せました。これにより、9月以降も利上げが確定的となりました。直近0.5%の利上げを行いましたが、効果が確認できませんでしたね。

いつまで利上げをするのか?相場が嫌う不確実性

そうなると、一つの不安要素が浮かび上がってきます。”いつまで利上げをしなくてはいけないのか”ということです。この不確実性が嫌気されていますね。

ゴールの見えない利上げ、それによるリセッション懸念。これらを先回りして、先週の急落へとつながっています。マーケットは不確実なリスクを最も嫌いますからね。

米国の物価上昇は賃金上昇による部分も大きいです。日本の物価上昇とはまた少し違いますね。

相場は荒れていますが、理由はある程度はっきりしています。今回の場合は、インフレが大きな要因となっていますね。

長引きそうではあります。とはいえ、止まない雨はないように、これもいずれは落ち着いてくるでしょう。焦らず慌てず、相場と向き合い続けていくのが良いですね。

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たぱぞう投資大学メルマガ』(2022年6月17日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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たぱぞうです。どのようにすればリスクとリターンのバランスを取りつつ資産形成ができるのかは大きな命題です。このメルマガでは、同じ投資家の中でも特に自分が取り組んでいる資産運用の話や、読者からの質問にお答えして、投資のヒントになる情報を積極的に発信します。ブログやYouTubeとは違うやや突っ込んだ内容や、逆に軽めのお話を綴ります。

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