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今日の為替市場ポイント:米国金利の先高観を背景にドル売りは抑制される可能性

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18日のドル・円は、東京市場では134円74銭から135円43銭まで反発。欧米市場では134円65銭まで下げた後、135円90銭まで上昇し、135円90銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に135円台で推移か。米国金利の先高観は後退していないため、リスク回避的なドル売り・円買いは引き続き抑制される可能性がある。

18日のニューヨーク外為市場でドルは主要通貨に対して強含みとなった。長期債利回りはやや低下したものの、次回9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.75ポイントの追加利上げが決定されるとの思惑が浮上し、ドル相場を押し上げた。直近公表のFOMC会合の議事要旨(7月開催分)によると、利上げペースは経済指標次第であることが示されているが、セントルイス地区連銀のブラード総裁やサンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、9月に0.5ポイント以上の追加利上げが行われることを支持しているようだ。一方、一部の市場参加者は、「今後発表されるインフレ関連の経済指標が弱含みとなった場合、年内3回のFOMC会合での追加利上げ幅は1ポイント程度にとどまる」と予想している。米国の金利見通しについては予断を許さない状況がしばらく続くことになりそうだ。

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