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網屋 Research Memo(6):2022年12月期は過去最高の売上高、営業利益が続く見通し

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■今後の見通し

● 2022年12月期の業績見通し
網屋<4258>の2022年12月期の業績(非連結)見通しは、売上高3,000百万円(前期比8.6%増)、営業利益303百万円(同16.3%増)、経常利益311百万円(同19.6%増)、当期純利益203百万円(同10.7%)であり、過去最高の売上高、営業利益が続く見通し。データセキュリティ事業では、「ALogシリーズ」の機能強化やAI機能の高度化を推進し、新たなセキュリティニーズに対応するとともに、専門企業としての知識や経験を活かし、ログ運用管理サービスの提供を開始、総合的なセキュリティサービスの展開に取り組む考えである。2022年4月にはサイバー攻撃対策・内部不正対策など各種セキュリティサービスが定額で利用できるクラウドCSIRT※サービス「セキュサポ」の販売を中小企業向けに開始している。また、「ALogシリーズ」をクラウドサービスとして提供する「ALog Cloud」を2023年2月にリリースすることを見込んでいる。ネットワークセキュリティ事業では、半導体不足に対して積極的な対策を講じ、安定的なサービス供給に努めるとともに、日々高度化が進むサイバー攻撃に対し、研究開発を通じて機能強化を行っていく考えである。また、2022年6月にクラウド無線LAサービス「Hypersonix」の新たなラインナップとして、「クラウドカメラ」サービスの提供を開始し、同社の持つ販売網を活用して、多拠点・多店舗をメインターゲットとしたアップセルや新規顧客の獲得に取り組んでいる。下期(7〜12月)には、ゼロトラストアーキテクチャに沿った新たなサービスのリリースを見込んでいる。

※Computer Security Incident Response Teamの略称。セキュリティ事故・脆弱性対応などの活動を行うチーム。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 藤田 要)
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