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後場の日経平均は30円高でスタート、三井住友や任天堂などが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27993.76;+30.29
TOPIX;1963.29;+6.39


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比30.29円高の27993.76円と、前引け(27994.68円)からほぼ横ばいでスタート。ランチタイム中の225先物は27970円~28000円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=140.40−50円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は総じて堅調で、上海総合指数が1%を超える上昇率で推移しているほか、香港ハンセン指数は4%近い上昇率となっている。前日の米株式市場で主要株価3指数が揃って反落したことや、米連邦準備制度理事会(FRB)高官から利上げ停止は時期尚早とのタカ派発言が出たこともあり、本日の東京市場もやや上値の重い展開となっている。一方で、中国「ゼロコロナ」政策の緩和期待を背景にアジア市況が大幅高となっていることが投資家心理を下支えしており、下値も固い展開。後場の日経平均は節目の28000円を回復し、今日の高値を更新してきている。ただ、今晩の米10月卸売物価指数(PPI)の発表も控えるなか、積極的に上値を追うには至っていない。

 セクターでは銀行、非鉄金属、鉄鋼が上昇率上位となっている一方、サービス、電気・ガス、鉱業が下落率上位になっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、エーザイ<4523>、オリンパス<7733>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>などが大きく上昇している。一方、リクルートHD<6098>、東邦チタニウム<5727>が急落しており、ダブル・スコープ<6619>、SMC<6273>、KDDI<9433>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>などが軟調に推移している。

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