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日経終値は1.97円高16646.66円/外国人3週ぶり買い越し、ドル一時110円台(5/19)

本日の経済指標等の結果

機械受注
本日発表の3月の機械受注統計によりますと、企業の設備投資の先行きを示す「船舶・電力を除く民需」の受注額は前月比5.5%増と、市場の予想(0.7%増)を大きく上回りました。1〜3月期の実績も前期比6.7%増と予想以上に好調で、その反動もあって4〜6月期は3.5%減と3四半期ぶりにマイナスとなる見通しです。

対内証券売買契約等の状況(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
5月8日〜14日
海外投資家:+717億円(-4350億円) ※3週ぶり買い越し

投資部門別株式売買状況(東証集計)
5月第2週(5月9日〜13日、日経平均305円上昇・週間ベース)
個人投資家:-137億円(+2616億円) ※3週ぶり買い越し
海外投資家:+567億円(-3142億円) ※3週ぶり買い越し
事業法人:+648億円(+321億円) ※3週連続買い越し
信託銀行:+237億円(+578億円) ※2週連続買い越し

※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」は年金資金等の売買動向を示します。

主な投資判断

[ドイツ証券]
据置き A(8920)東祥  3,900→ 5,500円

[野村証券]
据置き A(1812)鹿島 903→ 1,000円
据置き A(3941)レンゴー 680→ 740円
据置き A(4186)東応化 3,800→ 3,100円
据置き A(4527)ロート 2,600→ 2,300円

[三菱UFJMS証券]
据置き A(1801)大成建設 1,040→ 1,020円
据置き A(6958)日本CMK 480→ 520円
据置き A(8219)青山商事 4,800→ 5,000円
据置き A(8934)サンフロンティア 2,070→ 2,340円

[大和証券]
据置き 1(9682)DTS 2,680→ 2,980円

※3段階評価はA〜C、5段階評価は1〜5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価

流動性の違い

江戸時代の米相場と言えば、大阪の堂島が天下一でした。当時の大阪と江戸の会所(取引所)の大きな違いは、その流動性にあります。

江戸では正米取引(現物取引)が主体であったのに対し、堂島は帳合米取引(世界初の近代的な先物及び清算取引)を導入し、切手(証券)で受け渡しをすることで利便性を高め、それがために売り買いの自由度が高かった堂島に米仲買人が多く集まり盛んに取引が行われました。

流動性とは、取引量に比例する商いのし易さのことで、「流動性が高い」という場合は取引量が多く(売り注文も買い注文もたくさん入っており)いつでも希望に近い価格で売買が可能であることを指しています。商いが薄く、商いが一方に偏りやすい、それ故に希望価格での約定が難しいことを「流動性が低い」と言います。この「流動性」は市場の性格付けに決定的に影響を与えます。

ところで、米相場について語ったものとしては、本間宗久の「三昧伝」や牛田権三郎の「三猿金泉秘録」、猛虎軒の「八木虎之巻」等が有名ですが、山片蟠桃(やまがたばんとう)の記した「夢の代」も貴重な相場資料となっています。

蟠桃はその著書で流動性の高い市場とそうでない市場について、江戸と大阪の米取引所を比較して次のように述べています。

大阪の米相場は天下の知を集む。この相場は自然、天然と集まりて大成して、天下の血液これより通じ、知の達せざるなく、仁の及ばざるなし。

江戸の相場は大井川の如し、雨降ればただちに水出て、止めば渇る。数十日降らざれば忽ち河原となり、数日降れば洪水となる。

大阪の相場は天竜川の如し、淀川の如し、源あるゆえに旱に渇せず、大雨にみなぎらず。数日にして水出て、数日にして減ず。源のあるものはかくの如し。あに浮雲のごとくならんや。(決して不安定ではない。)

株式投資においても市場や銘柄の流動性については十分に注意する必要があります。

編集後記

上記にて紹介いたしました「山片蟠桃」の名は自身が両替商の番頭だったことをもじったものですが、同じペンネームでも「もうコケないぞ!」との気概と自戒を込めた「猛虎軒」はシャレがきいています。

【関連】もし保有株の経営者が「舛添要一東京都知事」にそっくりだったら=坂本彰

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ハロー!株式』(2016年5月19日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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