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日経VI:低下、株価堅調で警戒感はひとまず後退

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-0.83(低下率4.40%)の18.04と低下した。なお、高値は18.63、安値は17.73。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことから、市場心理は改善しやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、今晩から来週にかけて発表される米物価指標や、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感はあるものの、今日は取引開始後も株価が堅調なことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはひとまず後退し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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