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日経VI:低下、株価底堅いとの見方から警戒感は緩和

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比-0.29(低下率1.68%)の17.00と低下した。なお、高値は17.41、安値は16.95。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが支えとなり、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後は下げに転じたが、下値を売り急ぐ動きはなく、日経225先物が昨日までの5日続伸で1040円上昇した後にしては底堅いとの見方が広がった。一方、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感も意識されたが、今日は株価が底堅いとの見方から、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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