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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、米長期金利の反発や原油安を受けて売りが優勢

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【ブラジル】ボベスパ指数 128340.54 -0.65%
4日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比839.83ポイント安(-0.65%)の128340.54で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では14が上昇、72が下落、変わらずは0。米長期金利の反発や原油安を受けて売りが優勢となったようだ。

【ロシア】MOEX指数 3296.75 +0.92%
4日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比30.09ポイント高(+0.92%)の3296.75で引けた。日中の取引レンジは、3277.85-3298.63。原油先物は下げたものの、2022年2月下旬以来の高値圏で推移。

【インド】SENSEX指数 73872.29 +0.09%
4日のインドSENSEX指数は小幅高。前日比66.14ポイント高(+0.09%)の73872.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.20ポイント高(+0.12%)の22405.60で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、15が上昇、15が下落、変わらずは0。持続的な経済成長への期待はあるものの、利食い売りが観測されており、売買は拮抗した。

【中国本土】上海総合指数 3039.31 +0.41%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.28ポイント高(+0.41%)の3039.31ポイントと3日続伸した。昨年11月24日以来、約3カ月ぶりの高値水準を切り上げている。

中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国政助言機関の全国政治協商会議(政協)がきょう4日、向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)があす5日に開幕する。経済成長の安定に向け、新たな景気刺激策が打ち出されると予測された。ただ、上値は限定的。指数はこのところの上昇ピッチが速いだけに、売り圧力も強まっている。また、上述した全人代に関し、首相による閉幕後の記者会見が予定されないと伝わったこともマイナス。記者会見は1993年以降、昨年までは毎回実施されてきた。情報へのアクセスが制限されると懸念されている。
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