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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、宇宙関連の外資の出資規制が緩和されるとの報道

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【ブラジル】ボベスパ指数 128890.23 +0.62%
6日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比792.12ポイント高(+0.62%)の128890.23で引けた。日中の取引レンジは128098.95-129323.12となった。

買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。また、米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を高めた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は年内の利下げに言及した。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。2月の貿易統計が予想を下回ったことが嫌気された。

【ロシア】MOEX指数 3310.58 +0.29%
6日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.69ポイント高(+0.29%)の3310.58ポイントで引けた。日中の取引レンジは3289.25-3318.14となった。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も買い安心感を与えた。ほかに、インフレ率の鈍化が追加の金融緩和期待を高めた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。

【インド】SENSEX指数 74085.99 +0.55%
6日のインドSENSEX指数は小反発。前日比408.86ポイント高(+0.55%)の74085.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同117.75ポイント高(+0.53%)の22474.05で取引を終えた。

軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇を受け、終盤は買い戻された。また、宇宙関連の外資の出資規制が緩和されるとの報道がハイテク関連の物色手掛かり。規制緩和に伴い、2033年までの外資流入額は440億米ドル(約6兆6000億円)増加すると予測されている。このほか、外国人投資家の買い越しが指数をサポートした。

【中国本土】上海総合指数 3039.93 -0.26%
6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.86ポイント安(-0.26%)の3039.93ポイントと5日ぶりに反落した。

利益確定売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところの上昇で、約3カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。指標発表も買い手控え要因で、中国ではあす7日に2月の貿易統計、8日に同月の物価統計が公表される。ただ、下値は限定的。向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって(会期は11日まで)、これから関係各所が公表する具体的な政策に対する期待感が続いている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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