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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、欧米株の下落を受け

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【ブラジル】ボベスパ指数 126123.56 -0.75%
11日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比947.23ポイント安(-0.75%)の126123.56で引けた。日中の取引レンジは126065.16-127067.97となった。

売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。米ハイテク株の下落が警戒されたほか、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が引き続き好感されたほか、通貨レアル高の進行がサポート材料となった

【ロシア】MOEX指数 3320.31 +0.14%
11日のロシア株式市場は8営業日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.63ポイント高(+0.14%)の3320.31ポイントで引けた。日中の取引レンジは3318.90-3340.37となった。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、中国景気の持ち直しに対する期待の高まりも対中輸出の拡大観測を高めた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。

【インド】SENSEX指数 73502.64 -0.83%
11日のインド株式市場は3営業日ぶりに反落。前日比616.75ポイント安(-0.83%)の73502.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同160.90ポイント安(-0.72%)の22332.65で取引を終えた。

売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させた。両指数は前営業日までそろって過去最高値を更新して引けており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。また、1月の鉱工業生産が翌12日に発表される予定となり、見極めるムードも強い。このほか、前営業日の欧米市場の下落などを受け、インド株も売りが先行した。

【中国本土】上海総合指数 3068.46 +0.74%
週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.44ポイント高(+0.74%)の3068.46ポイントと続伸した。昨年11月15日以来、約4カ月ぶりの高値水準を終値で回復している。

経済活動の持ち直しが期待される流れ。中国政府は追加の金融緩和や消費刺激策などを通じ、国内経済を支える方針だ。これまでに報告された主要企業の決算報告では、増益や黒字転換など業績改善が相次いでいる。ただ、上値は限定的。米中対立の警戒感が依然としてくすぶっている。中国で5日開幕した向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、きょう11日に閉幕している。恒例だった閉幕後の首相記者会見は、今年から中止となった。
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