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NYの視点:米利上げの可能性くすぶる

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米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は最近のインフレデータによるとインフレを連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%目標に完全に回帰させるうえで金融政策が十分に引き締まっているかどうかに懐疑的見解を示した。特に住宅インフレが根強く、FRBはインフレ制御のため、まだやるべきことがある可能性を指摘した。自分の想定する長期の中立金利を2%から2.5%引き上げたとした。

同総裁は年内の利下げの可能性は確かにあるとしながらも、必要とあれば長期にわたり高金利を据え置く、または、利上げも除外しない姿勢を示した。ドルも下げにくい環境が続くと見る。

ミネアポリス連銀のカシュカリ米総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持たない。

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