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今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性

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7日のドル・円は、東京市場では153円86銭から154円65銭まで反発。欧米市場では153円98銭から154円75銭まで反発し、154円69銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に154円台で推移か。日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

報道によると、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は5月7日に講演を行い、「利下げを支持するにはディスインフレが順調に進んでいることを示すインフレ指標を複数回確認する必要がある」との見方を伝えた。同総裁はまた、インフレ低下が停滞していることから、「米連邦準備制度理事会(FRB)は金利を長期にわたり現行水準にとどめる必要がある」と言及している。一方、市場参加者の間からは「カシュカリ総裁の見解はFRBの多数派の意見とは異なる」との声が聞かれている。今後発表される主要経済指標がインフレ緩和を示唆する内容となる可能性は残されており、6月に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利・経済見通しが3月時点の予測とあまり変わらない内容となることもあり得る。

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